このごろCDでくりかえし聴いているのは、リトアニアの作曲家チュルリョーニス Mikalojus Konstantinas Ciurlionis の、「われらの父」(Teve musu: 主の祈り)というピアノ曲です。 2分ほどのごく短い曲ですが、響きが深く、誰かがひとりその深みへと切に尋ね問うているようです。 八木重吉の遺稿の詩を思い出します。2003年5月18日