遠い遠い夢の世界... 自由帳 2011年から2012年 |
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2012年12月28日 | 年末進行 |
…あまり音楽に時間を割けなくなっています。先週の連休にまたピアノを弾きに公共施設に行きましたが、いろいろ失敗しました。年末にもし時間が出来たら今年のふりかえりでそのへんのことを書こうと思います。 瀧「メヌエット」の件も手を付けていません。これには少しわけがあって、「憾」も含めての瀧自筆譜関係の取り上げ方を見直す必要があるのではないかと考え始めています。書ける範囲のことを追って説明したいと思います。 年内にもう一度書き込みたいと思っていますが、無理だったときのために御挨拶を。どうぞ、よい年をお迎えください。 *** |
2012年11月27日 | 病み上がり |
急に発熱し、ひさしぶりに「うなされる」という体験をしました。数日完全に寝込んでしまい、その間いろいろなことを考えました。 臥せっている間、それまで練習していたグリーグの抒情小曲集のいくつかの曲や瀧廉太郎の「花」(少し練習していました)が頭や手をよぎったり、新しい曲想が浮かんだりして、それで気持ちが癒えていったようでした。 病気もたいしたことなく癒えて、苦しかった時間もわずかだったのですが、あらためて、音楽も含めて自分が何を大事にしたいか、考える機会になりました。 「抒情小曲集に寄す」をまた加筆したり、少し長めのエッセイを新たに書いたりしたいと思うようになりました。着手に時間がかかりそうなので、時期をきっぱり言えませんが、遠くないうちに始めたいと思っています。 瀧の「メヌエット」自筆譜の話ももう書かないと…と思っています。実は文面はほぼ出来上がっているのですが、画像や表の制作が面倒で(ごめんなさい)、おっくうになっていました。「憾」に関する若干の補足も加えて、今年中には載せることにします。当面、何か新しいことがなければ、瀧の自筆譜関連で自分ができるのはそこまでになりそうです。瀧作品の楽譜に今後よい展開の訪れることを期待したいと思います。 *** |
2012年10月26日 | 不得意科目 |
引き続きグリーグの抒情小曲集を中心に弾いています。抒情小曲集の各曲は、ふだん弾かない曲でもときどき弾いてみるのですが、いくつか段違いに不得意な曲があり、それらは人前では弾ける気がしません。そのうちの「トロルの行進」(第5集)と「トロルハウゲンの婚礼の日」(第8集)を、なんとかしたいと思い、しばらく前からおさらいしています。いま書きながら、どちらもトロルが出てくると気付きました。 「トロルハウゲン」は私はふつう弾かれるテンポよりやや〜かなり遅めでしかきれいに弾けません。先日、またロビーでピアノを弾いたのですが、勉強している人がいたのでちょっと気を遣って、抒情小曲集の中の穏やかな曲だけを選んで弾きました。ただ1曲だけちょっとのりが良い曲をと思い、「トロルハウゲン」を(ただしあえてゆっくりめに)弾いてみたら、案外と楽しく弾けました。この曲を知っている人が聞いていたらきっとさまざまな点で「いけてない」と思われたことでしょうが、有名な曲をあえてゆっくりしたテンポで弾くのもいいかもしれない、と、あらためて思いました。当面はゆっくりめに「トロルハウゲン」を楽しんでみます。 なお、「トロルの行進」のほうは、それなりの速さを目指したいとひそかに思っています。 *** |
2012年9月28日 | ヘビーローテーションほか |
前回アドレスをお知らせした国際グリーグピアノコンクールの動画、私の機材では見られませんでした…。 最近、少しCDを聴き直すことができています。ただ、バッハなど典型的なクラシック音楽のフレーズを聴くと、そのフレーズが頭からなかなか離れてくれないので、いまは避けています。ずいぶん昔、体調の良くないときに、ある作曲家のヴァイオリンソナタを聴いていて、聴き終わってからも一部のフレーズが頭をぐるぐる回ってずっと離れず、とうとうそれ以来その曲がまったく聴けなくなってしまいました。 グリーグの作品はなぜかこのヘビーローテーション現象が(私には)起きません。そのため、考え事をしている時期でも、体調が悪いときでも、それなりに聴くことができます。グリーグの作品は長く聴いていて、とても親しみを感じているのですが、ひょっとしたらグリーグの音遣いは私が身につけている音組織から隔たりがあって、私はグリーグの曲を別世界から聞こえてくるものとして聴いているのかもしれません。 最近聴いているグリーグのCDは、何度か書いたことがあるヴァルター・ギーゼキングの抒情小曲集選集です。これとアルド・チッコリーニの抒情小曲集全集、そしておりおりアウドゥン・カイセルのグリーグ作品選集、それらがここしばらくの定盤になっています。 ギーゼキングの録音は古い物で、最近の録音とはまったく音が違います。いかにも「録音」したという感じの音です。それなのに、弾かれている音がとても美しいのがわかります。 ギーゼキングの録音の魅力のひとつは、聴くたびに新しい聞こえ方がするところにあります。先日は「夜想曲」を聴いていて、クライマックスのところでとてもよく歌っているなぁと思いました。また、「青春の日々から」の第一部・第三部で右手が主導していささか唐突にEsの長和音を奏でる箇所があるのですが、そこが今日は「警告音」のように聞こえました。何かとても緊急なことを伝えようとしているかのようでした。それがギーゼキングやグリーグの意図に即した受け取り方なのかはわかりませんが(おそらく違うのでしょうが)、この唐突さには何かそういう特別な意味があるのかもしれないと、1つ教えてもらったような気がします。 30日は中秋の名月ですね。子どもの頃よく読んでいた星のポケット図鑑に、星や月の名曲がいろいろ載っていました。クラシック音楽で月と言えば、いくつかの有名曲がすぐに思い浮かびますが、自分なりの「月の曲」を見つけるのも幸せかもしれないなと思ったりしています。 *** |
2012年9月2日 | とりいそぎの情報 |
少し休むつもりでしたが、ネットで第13回国際グリーグピアノコンクールの情報を見つけましたので載せます。今年はグリーグのふるさとベルゲンで開催されることになったようです。現地時間で9月1日から8日まで(日本時間では9日未明まで)かけて行われるようで、出場者演奏のライブ配信があります。さっそく日本時間の2日・3日・4日いずれも17:00から第1予選の演奏があるようなので、御関心お持ちの方はご覧になられてみてはいかがでしょうか。 http://griegcompetition.com/ (英語) ライブ配信はこのトップページのグリーグの写真から行くことができます。第1予選時の演奏にはグリーグの作品を必ず含むことになっているようです。 なお、開催期間中の9月4日はグリーグの命日で、今年は没後105年になります。 ☆ 追記 出場者演奏の模様はライブだけでなく、ビデオ録画でも配信されるそうです。時間通りに視聴しなくてもだいじょうぶのようです。 *** |
2012年8月17日 | ピアノリレーマラソン |
隣市のホールで開かれたピアノリレーマラソンに参加しました。毎年恒例の、誰でも申し込めばステージのスタインウェイを5分まで弾けるというイベントで、ときどき参加しています。土・日の2日に渡る企画で、私は初日に演奏しました。あるメジャーな演歌をアレンジして弾いてきました。事情あって練習に割ける時間が例年よりも一層少なく、ちょっと楽しい感じの歌なのでともあれ楽しくなるようにとだけ思って弾きました。後で録音を聴くと、原曲のテンポに比べて飛ばし過ぎでうわずっていましたが、楽屋ではアレンジがおもしろいと愉快がっていただけたようでした。 今年は楽屋がわりとにぎやかで、私が以前このイベントで知り合った方が久しぶりに参加されていたこともあり、気楽にステージに臨めました。どなたも、弾けない弾けないとおっしゃりながら、私よりはるかに上手に演奏なさっていました。数年前に習い始めたばかりの方や、何…年ぶりにステージで弾くという方、とてもすてきな演奏でした。楽屋に来ているモニターはステージと時差があり、ステージの音も聞こえるので、混ざってやや聴きづらかったのがちょっと残念でした。モニターはこうした場合は切ってもいいかも…という気がします。 客席で聴くほうも楽しみましたが、今年は初日・2日目とも一般の方を中心に短い時間しか聴けなかったので、ピックアップしての感想は書かないことにします。思わずうなりたくなる見事な演奏が多かったです。 2日目の終わりがけ、私は客席のかなり前のほうに座っていましたが、私よりも前の聴衆の方が皆さん帰ってしまい、私より前にお客さんが誰もいない状態になりました。目を閉じて演奏を聴いていると、私より後ろには人の気配があるけれど、ステージのピアノと私との間にはもう何もないというのが「音」でわかり、私が誰よりも近くで演奏を聴いているのがはっきり自覚できました。ちょうどドビュッシーの「月の光」だったのですが、なんだか広い宇宙の中で私がピアノの調べに向かってひとりここにいるという感じがして、強い感動がありました。ピアノリレーマラソンは聴衆が少ない(出演者の関係者がほとんどなので出演が終わると帰ってしまう)のでいつももったいなく思うのですが、このときはむしろそのおかげで、ぜいたくなひとときを楽しませていただきました。 来年私は参加できるかどうかまったくわかりません。今度ばかりは難しいかもしれません。それでも、そのときに向かって少しずつ練習していたいと思います。 *** |
2012年8月11日 | ピアノリレーマラソン |
ピアノリレーマラソン1日目が終わりました。弾いてきました。歌謡曲だったためか、最後の音が鳴り終わる前に拍手をいただくという初めての経験をしました。ありがとうございました。今年は楽屋もなかなか盛り上がりました。感想は2日目を聴いてから短く書きます(ただし開催時間中の皆勤は最近はしておりません…)。 *** |
2012年7月21日 | 少し休みます。 |
実務的に余裕がなく、しばらく(8月のどこかの時点まで)更新を休みます。8月はピアノリレーマラソンで、出場はできそうですが、当日含めてその前後の様子をお伝えするのはできるとしても少し後になりそうです。練習はわずかばかりです。ちなみに歌謡曲を弾く予定です。また落ち着いたらお目にかかります。どうぞ暑さにお気を付けください。 *** |
2012年6月15日 | 今日はグリーグさんの御誕生日です。 |
今年も特別なことはできませんが、ひさしぶりにピアノを弾きました(19のノルウェー民謡ほか)。しばらく弾かなかったためか、弾いていてこれまで気がつかなかった解釈が出てきたりします。このあと遅くなっての時間、CDを聴こうと思っています。 ダールさん著のグリーグ伝記を図書館や書店など見かけた所でかじりかじり読んでいます。日本語で読める伝記の本格的なものとしては、子ども向けのものを除いては、菅野浩和さん執筆の音楽之友社グリーグ以来かと思います。もう少しきちんと読んだら感想を書こうかと思います。 グリーグのふるさとベルゲンは雨がとても多い町だそうですが、今日の福岡は少し涼しい雨でした。今年はあまりひどい雨にならないよう祈っています。 *** |
2012年5月28日 | 短信 |
少し前に書いた場所で、その後2回ピアノを弾かせてもらいました。昨日は自作の曲(昨年の「桜」と、だいぶ前に作った片手のための「そら」という曲)、グリーグの19のノルウェー民謡op.66から最初の10曲、そしてグリーグの小品3曲を弾いてきました。 ピアノの場所は公共施設のロビーで、大きな催しがないときにかぎって誰でも30分弾かせてもらえる仕組みになっています。人通りはそう多くないですが、公開の場でピアノを弾くことがほとんどない私は、まだまったく慣れません。弾いていると、急に指が震えだしたり力が入らなくなったりして往生します(立ち往生はさすがにしません…)。 「桜」は昨年のピアノリレーマラソンの頃からするとかなり良くなったと自分では思っていますが、まだまだです。グリーグの作品は抒情小曲集(のうち、自分が弾ける曲)を中心に弾いていますが、19のノルウェー民謡もいつか全曲披露できるようになりたいと思っているので、昨日はその小さな一歩を踏んでみました。ロビーで弾くにはちょっと合わないかもしれませんが、クレームをいただかないかぎりはときどき弾こうと思っています。 6月は多忙になりそうで、あまり行けそうにありません。ピアノリレーマラソンの練習も時間がとれなさそうです。焦っても仕方ないので、できる範囲で弾いていきたいと思います。 *** |
2012年5月15日 | 短信(近況より短く) |
ピアノリレーマラソン、かなり考えましたが結局、昨年の演奏を終えた後で考えた通りに、ちょっと趣向の変わったことをすることにしました。楽しんでもらえるには練習(と編曲)が必要ですが、練習に使える時間は昨年をはるかに下回りそうです。。少しずつ良くしていきたいと思います。 蝋梅の曲は引き続き作っていきます。焦らずに丁寧に、気の済むように作ることにします。 *** |
2012年5月10日 | 短信 |
ピアノリレーマラソン、まだしばらくは出られるかどうかわからない状態が続きそうです。 昨年は桜の曲を作って弾きましたが、今年はロウバイ(蝋梅)の曲を作っています。冬に作り始めたのですが、あまりピアノが弾けないので曲作りが進んでいません。昨年はいろいろなことがあって気持ちが高ぶって、その力で1か月ほどで曲をあらかた作りましたが(細かいところ以外)、今年はまだ完成のめどが立ちません。 昨年の演奏は練習があまりできないままでの演奏でした。その後も桜の曲はピアノが弾けるときにはいつも練習してきたので、桜をもう一度弾き直したいという気持ちもあります。しかしそれはちょっとどうなのかと思わなくもありません。グリーグの曲で弾きたい曲もあります。また、昨年書いたようにちょっと趣向の違うことをやってみたいという気持ちも…。曲はそろそろ決めないといけません。当日ステージにほんとうに立てるかどうかはともかく、前向きに取り組んでいきたいと思っています。 鳥栖のラ・フォル・ジュルネ、直前にひどい風邪をひいてしまい(まだ治っていません)今年は少しだけ公演を聴いてきました。今回は特に無料のステージやワークショップの見学をしたいと思っていましたが、わずかの見学になりました。風邪が落ち着いてから感想等書こうと思います。 *** |
2012年4月18日 | 短信 |
まだ十分に音楽復帰できていませんが、ピアノリレー、申込だけしました。今年も出られるかどうかちょっとまだわからないです。 桜の「うた」は、少し前にようやく思い出しました。やっぱりせつないです。 頼めばピアノを公開で弾かせていただける場所を知りました。年季が入っているピアノで、いい感じで鳴ります。知った当日にグリーグの曲などを弾きました。もう少し余裕ができたら、ときどき弾きに行きたいです。 *** |
2012年3月30日 | 現況(思うところ) |
ウェブ(ブログなど)には復帰したのですが、音楽以外のことに時間を掛けています。琵琶を聴いたり辻井さんのピアノを聴いたりなど書きたいこともあるのですが、もう少し経ってから…と思っています。 むかし、桜の花の「うた」を作ったことがあり、花の咲き始めたいま思い出したいと思っているのですが、どうも思い出せません。そのころの思い出がじゃまをしているのかも…と思ったりしています。 *** |
2012年3月9日 | ちょっとばかり |
まだ復帰して何か書くのは難しい状況ですが、グリーグの伝記(日本語版)が出版されるらしいので、ちょっとリンクを張っておきます。 グリーグ その生涯と音楽 アーリング ダール (著) 小林 ひかり (訳) 音楽之友社 …ダール氏はトロルハウゲン グリーグ博物館のディレクターを務めた方で、グリーグ・ソサエティ(ノルウェー語・英語ほか)のサイトでダール氏が執筆したグリーグの小伝や作品の解説記事を読むことができます。 原著を確認していないのですがたぶんノルウェー語で出ていた本だと思います(残念ながら未読)。グリーグの日本語伝記は現行の物が少ないので、ありがたい出版になりそうです。ただ、いかんせん予価がちょっとばかり…。 ちょっとばかりついでに書きますと、さきごろBSのあるチャンネルで、日本のむかしの歌謡曲をピアノ伴奏とコーラスだけで聴かせる番組を見て、そのシンプルさにちょっとばかり心打たれました。 ピアノ伴奏がなんだか瀧廉太郎の唱歌の伴奏に似ていて、あの時代に瀧らが築いた日本歌曲のスタイルが歌謡曲に継承されていったことを(もちろん歌謡曲のオリジナル伴奏はこれとは違うわけですが)感じさせられました。 実は少し前から、上代歌謡とか「わらべうた」とか、むかし(ながら)の「うた」のあり方に興味が出てきて、余裕ができたら少し調べ物もしたいと思っています。そんなこんなで、あまり音楽が聴けていない/弾けていないこの頃ですが、関心の火だけはしっかり点っております。 いろいろ合間合間に考えていることもあります。またそのうちに。 *** |
2012年2月15日 | 現況 |
ウェブ復帰が遅れています。まとまったことを書くエネルギーをほかの用件に向けていて、音楽にもあまり触れることができていません。残念ながらほぼ聞き流しているだけです。 少し落ち着いたら、いろいろ書き足したいこともあります。それから、まだウェブでやったことがないことをちょっとやってみようと思っています。 復帰期日をきっぱり言いづらい現況ですが、3月中旬までには戻りたいと思っています。 グリーグが述べたとされる有名な言葉に「芸術家である前にまず人間であれ」(簡約版)という言葉があります。芸術家にかぎらず大事なことだとあらためて思っています。 *** |
2012年1月31日 | ひと休みしています |
遅くなりました。本年もよろしくお願い申し上げます。 すみませんが、ほかのサイトともども少し休んでいます。 立春ごろをめどに(もうすぐですが…)復帰するつもりでいます。またよろしくお願いいたします。 *** |
2011年12月31日 | 年の瀬 |
残念ながら今年中に何かコンテンツ追加するのは無理そうです…。すみません。 先日、通っている町の老舗のレコードショップが店じまいをされました。私は最近になって「閉店セール」の幟を見て立ち寄ったのですが、演歌やJ-POPの新旧CD、EP盤がたくさんでした。詳しい人にはおそらく掘り出し物が見つかるのでは…と思いました。 クラシックの在庫は国内盤でしたが、ちょっと品揃えがユニークで、私はしばらく前に書いたオーヴェルニュの歌のほか、グレン・グールドとカール=アンドレアス・コリーのバッハ インヴェンションなどを購入しました。今、ながら聴きですがくりかえし聴いています。 そこは学生街だった町で、むかしは学生さんが、最近はご近所の方々がお客さんだったようです。お話がお好きな良い店主さんで、私が話をさせていただいている間も常連のお客さんがたびたび様子をのぞきに来られました。 福岡には文化堂・和光堂など古くからいいレコード店がありましたが、次々と閉店し、今では大手のショップも撤退していきます。ネットでmp3とかなんとかチューブとかいくらでも視聴できる時代ですが、じかに音楽を「受け渡す」「受け取る」喜びというものもたしかにある気がします。 最後の日にいただいた、ジョン・バルビローリ指揮ロイヤル・フィルのマーラー交響曲第5番のアダジェットが入った「ヴェニスに死す」のEP盤を、手持ちのスピーカ内蔵プレーヤーで聴きました。最初はノイズが気になっていたのが、聴いているうちに急に楽器の音が鮮明になって、たしかにそこにオーケストラがいるように感じられてきました。自分の耳が、レコードを聴くことを思い出したかのようでした。 六本松「レコードショップ まさ」さん。長年おつかれさまでした。ありがとうございました。 今年は久しぶりにまとまった曲を作り、ピアノリレーマラソンに出場し、わずかな時間ながらいくらか自分の「音楽」をすることができた気がします。年末にちょっとしたことがあって、音楽とのかかわり方も今後少し変わるかもしれないですが、引き続き音楽を聴き弾きしながら喜んでいきたいと思っています。 どうぞ佳い年をお迎えくださいますよう心よりお祈り申し上げます。 *** |
2011年12月13日 | 近況 |
アンスネス&N響の公演はしばらく前BSで放送されたらしいです。NHKの番組表をいつも検索するほど私はマメでないので…。 ネットでは今度は、来日していたエフゲニー・キーシンがソリストで演奏したグリーグのピアノ協奏曲とアンコール曲が話題になっているようです。キーシンは今年のベルリン・フィル ジルベスターコンサート(何か変ですねこの言い方ドイツ語と英語のちゃんぽんで…)でもグリーグを演奏するらしいです。 あまり落ち着いて音楽を聴けない生活が戻ってきました。そんな中で少し前に、シーヴ・ヴェンベルイというスウェーデンの歌手が録音したグリーグの『ハウトゥッサ(Haugtussa 山の娘・丘の妖精)』を、楽譜を見ながら聴きました。ハウトゥッサの録音はいくつか知っていますが、私はヴェンベルイのこの録音が特に好きです。ジェフリー・パーソンズの伴奏も絶品です。透明感あふれる音楽になっています(この言い方も何か変ですが…)。ちょっと古い録音で、日本では昔東芝EMIからCDにカットされていたようですが(うろ覚え)、今は入手可能なのかわかりません…。もっとたくさんの方々がグリーグ歌曲を歌ってくださるとよいのですが。 年末に時間がとれれば、瀧廉太郎の記事(今度は「メヌエット」にも触れます)、そして抒情小曲集のエッセイを少し、載せたいと思っています。時間がとれますように。 *** |
2011年11月8日 | 近況 |
福岡チャイコフスキー管弦楽団という、地元諸オーケストラメンバーがチャイコフスキー作品を演奏するためだけに集まった(らしい)オーケストラの演奏会を聴いてきました。交響曲第4番が入場無料で聴けるということで、私は4番はあまり聴いてなく疎かったのですが、堪能させていただきました。福岡でのこういう試みというか集まりは興味深いです。ふだんクラシックを聴かない人も気軽に来れそうですし。来年は5番が予定されているとのことで、(福岡に私がいたら)ぜひ聴きたいです。 今週、NHK FMの「ベストオブクラシック」(19:30〜21:10)で、ヨーロッパの現代音楽の演奏会を取り上げています。さきほど1日目の番組を聴きましたが、前衛的な奏法を駆使したリコーダーの協奏曲や、全音程の12分の1ずつずれた音高で調律された6台のピアノで演奏される作品など、なかなか楽しめました。このあと私はあまり聴けなさそうですが、一聴おすすめです。 チュルリョーニスのピアノ作品集が国内出版されるという話で、関心を持っています。ほしい本や買わなければならない本があるので、購入するとしても少し先になりそうですが…。 グリーグの記事にちょっとまだ手がつけられません。抒情小曲集のうちいくつかの曲には書き足したいと思っているので、もう少し余裕ができたら(しばらく先…)書いてみたいと思っています。 *** |
2011年10月31日 | 近況 |
下に書いたモートン・フェルドマンの "Palais de Mari" はじめ現代ピアノ作品が演奏された、柴田愛さんの喫茶店ライブ。いい時間でした。Palais de Mariもよかったのですが(時間の流れのなかでそれぞれの「フレーズ」の鳴る意味がひとつひとつ響いて確かめられていく、といったらよいのか…)、今回初めて知ったテリー・ジェニングス Terry Jennings の作品がとてもよかったです。1950年代から60年代にかけての作品なのですが、その時代にこのような音楽があったのかと驚き、しばし浸りました。 このライブではマスクが配られ、なぜかそのマスクには目を閉じた2つのまぶたの絵が。柴田さん御本人から、目を使うよりも耳を傾けてほしいので(言い回しは違ったと思いますが)よかったらアイマスクを使ってください、というお話がありました。会場でマスクを掛けていたのは私の他にどなたか…。こうした、気軽に現代曲が聴ける機会があるとうれしいです。 いま書き物をしているせいか、以前は聴いていられたCDがちょっと聴けなくなったりしています。なんとなく聴かなくなったCDにはそれなりの理由があるのだなぁとあらためて思ったりもしています。くりかえし聴くのはあいかわらず「六段」と、最近買ったキリ・テ・カナワのカントルーブ「オーヴェルニュの歌」、それからギーゼキングのメンデルスゾーン、グリーグなどです。 筑前琵琶のまた別の流派の演奏会があったのですが、個人的事情で行けませんでした。たいへん残念ですが、次の機会を待ちたいと思います。 *** |
2011年10月14日 | ひとこと近況 |
…下の書き込み、アップしたつもりがまだでした。載せておきます。 音楽をかけると眠ってしまうこのごろです。明日15日に福岡で、少し前にちらっと名前だけ書いたモートン・フェルドマンの "Palais de Mari" という作品が演奏されるので、その演奏会に行きたいと思っています。CDを持っていてたまに聴くのですが、まさか実演が聴けるとは。ただ、行けるかどうかがまだわからず、行けたとしても曲を聴きながら寝てしまうのではないかと不安がよぎります。 アンスネスの番組、アンコールは放映されなかったですね…。いつか(生で)聴くことができますよう。 *** |
2011年9月27日 | 近況 |
先日、筑前琵琶の演奏を聴いてきました。あまり気持ちに余裕がないこのごろなのですが、久しぶりに琵琶の音をじっくり楽しみました。筑前琵琶は「物語」なのだなあと改めて思い直しました。会場は盛況で遅く着いた私は立ち見だったのですが、来場者のほとんどは私よりも年配に見える方々で(私も後半生に入っている身ですが)、より若い世代の愛好者が今後増えてくるどうかが琵琶楽のこれからを左右しそうです。 レイフ・オーヴェ・アンスネスの演奏(N響公演のソリストとして)が10月9日NHK教育(最近Eテレとか言っていますが)で聴けるとのうわさなので、気を付けておこうと思うこのごろ。 *** |
2011年9月19日 | 近況 |
ノルウェーのピアニスト、レイフ・オーヴェ・アンスネス(標記の仕方がいろいろあるようです)が来日中とのことで、ネット上で公演の感想を見かけるこのごろです。N響との共演のアンコールでグリーグの抒情小曲集「ガンガル」を弾いたようで、ちょっと評判になっているみたいです。《ノルウェー農民の行進曲》と曲目発表があったらしいのですが行進曲というか舞曲…。ともかく、現場で聴くことができた方がうらやましいです。アンスネスはいつか福岡まで来てくれるでしょうか。 あまり余裕がないのですが、ピアノをたまに弾くときに、抒情小曲集のうちいくつかの曲のレガート運指を研究したりしています。いま見ているのは「農夫の歌」「羊飼いの少年」など。ペダルを使わずにレガートで弾くと独特の味わいが出そうな箇所があります。あまり無理のない運指を発見したいと思います。 しばらくはまとまったことを書く時間がとれません…。ここで近況をときどき書いていきたいと思います。 *** |
2011年9月4日 | 近況 |
スタインウェイの音とタッチがまだ感覚に残っている今日この頃です。 私はこのごろあまりBGMを掛けないのですが、最近、箏曲の「六段」を繰返し掛けています。むかし少し書いたことがあるのですが、福岡は日本の箏の発祥(筑紫箏)で、箏曲はよくわからないなりに好きです。ちなみに筑紫箏はめったに聴く機会がなく(たぶんCDなどは出ていないのでは)、ずいぶん昔に会場で聴くことができたのがなつかしい思い出です。 福岡ではもうしばらくすると筑前琵琶の演奏会が続くので、ひさしぶりに聴きに行きたいとも思っています。楽曲もだいぶ忘れてしまったのですが…。 懸案の瀧廉太郎ページ、年末までには新しいページを掲載したいと思っています。少し急がなければと考えています。グリーグのほうは少し時間がとれるときに、2〜3曲ずつくらい追加できればと思っています。 *** |
2011年8月24日 | ピアノリレーマラソン出場 |
となりまちのピアノリレーマラソン、弾いて&聴いてきました。 イベントは下に書いたように2日間行われ、それぞれ約100組が1組5分以内で申し込んだ曲を演奏します。両日とも11:00開演で、終演まで5〜6時間かかる長大な企画です。 私の演奏は1日目で、以前書いたように、自作の「桜」にまつわる曲を弾きました。当日のとりいそぎ報告で自己評価めいたことを若干書きましたが、考えるところあって、再録しません。ただ、弾きながら音楽がひとりでに動いていく(それに自分はついていく)感触がありました。 2日目も聴きにだけ行ったのですが、会場のメッセージボード(参加者や客席の方がメッセージを書いて貼付けて「巨大ピアノ」を作っていくというアトラクションがありました)に私の演奏の感想を書いていただいているのを見つけました。たぶん直接には存じ上げない方で、とてもうれしいことが書いてあり、ありがたく拝読しました。励みになりました。 聴くほうは1日目が午後少し遅くから、2日目が午後2時前からで、どちらも小学校高学年より上の年代の方が演奏する時間帯になりました。技術のレベルはさまざまなのですが、それぞれの方がそれぞれの音楽をしっかり、楽しく、豊かに奏でていらっしゃいました。 プロでない方の演奏の個別評をここではしない方針なのですが、禁を破ってそれぞれの日に「特別に」印象に残った演奏をお一方ずつだけ挙げさせていただきます。1日目は、金婚式を記念して「金婚式」をお弾きになられた方がいらっしゃいました。ピアノを習い始めてあまり経っていないようなアナウンスだったと思いますが、実直に、楽しくお弾きになられていて、いい感動がありました。それから2日目は、自分がいまいちばん弾きたい曲を選んだという、「With All My Heart - 君が踊る、夏」を演奏された中学生の方の演奏が、とても美しく、印象的でした。 これは主催者側の責任ではないと考えているので書くのですが、年を追うごとにはっきりしてきた傾向で、楽屋・舞台裏の雰囲気がなんだか「コンクール」前のような固さがあります。私にはちょっと窮屈な感じです。私が最初に参加した年次には楽屋で出演順の前後する方々と談笑して、翌年もそうした方々と一緒に参加して話をしたりといったおつきあいをさせていただきました。それがだんだんとそういう雰囲気でなくなってきた感じです。演奏にとにかくベストを尽くしたいと思う方、自分のペースを保ったままステージに臨みたいと思われる方が多くなってきたのかも…と思います。無理もないことですし、舞台裏ではさすがに私も自分のペースを保ちますが、結果的にイベントの雰囲気が以前とは違うものに変化してきたようには思います。 それにあわせて私の動機付けも、参加される他の方々と楽しくイベントを盛り上げながら音楽を楽しむ、というものから、自分の音楽をひとり持ってステージの「神様」に会いに行く、というものへと変わっていった気がします。そう、ステージには「神様」がいる気がするのです。今回それをひときわ強く思いました。ステージの「神様」が頬笑んでくれれば、私が弾いた音は「音楽」となって客席の方々のところへ届いていく。私はそれを信じて、これまで弾いてきた曲を、そのように弾く。出場を重ねるごとに、私にはピアノリレーマラソンはそのような場になっていった感があります。 私あてのメッセージを拝読したのは、2日目の演目がすべて終了し、閉幕した後でした。スタッフの方々にあいさつをして会場を後にし、歩きながら、私は来年もし出られるなら、今度は少し楽しいことをしたいと思い始めました。ステージの神様にはちょっと脇で見守っていていただいて。これからの1年がどういう1年になるかわかりませんが、来年の募集のそのときまで、ゆっくり考えてみたいと思います。 *** |
2011年8月21日 | ピアノリレーマラソン終了 |
ピアノリレーマラソン終了しました(2日間)。 1日目のことをとりいそぎ載せていましたが、2日目と合わせてまとめます。今晩には間に合わないかもしれません。とりいそぎ。 *** |
2011年8月19日 | 近況 |
ピアノリレーマラソンの曲、なんとか完成…。あとは弾きながら細かいところを整えます。 しかし、録音して聴いてみると、やはり弾けていない。自分でわかるということは、他の人が聴けばもうアラだらけだろうと思われます。 あと練習が1〜2時間ほどしかできない見込みで、劇的に良くなることはないと思うので、気になるところを少し丁寧にさらって、当日に臨むことにします。 今年の春にかよって見た桜の木を、見てきました。青々とのんびりとしていました。 見習いたいと思います。 *** |
2011年8月10日 | 近況 |
ピアノリレーマラソンで弾く曲はなんとかあと少しで完成しそうです。しかし練習が間に合わない…。自分が作った曲を自分が弾けない(のに弾く)というのはなかなか情けないものがありますが、決めてしまったことなので。 曲についてあまり言わないことにしているのでここでもあまり書きません。ただ、今年の春、いろいろな機会に見た「桜」をテーマにしています。 以前は、当日が近づくにつれ、練習時間を増やして自分を追い込んだりしました。今年は練習が当日まで絶対的に足りないので、丁寧に弾くことを心掛けたいと思います。 深く考えなければならない課題を抱えていて、ピアノリレーマラソンの曲を含めて音楽を頭に鳴らすと頭から抜けなくて、考えるのに差し障るので、実は最近あまり音楽を聴いていません。 このままピアノリレーマラソンになだれこむと、その日は私にとって晴れの「非日常」になるのか、それとも日常からちょっと脇にずれただけの日になるのか、まだ自分でもわかりません。これまでのそれなりに腰を入れていた年とくらべて(いや、気持ちだけは今年もしっかりあるのですが)、新たな体験になりそうです。 *** |
2011年7月26日 | 近況 |
ピアノリレーマラソンで弾く曲がまだ完成していません…。時間と小節数はもう確定していて、数小節分がまだできていない状態です。ただこの数小節がしっかりできないと曲をきちんと終えることができず、当日までもうあまり作曲・練習に振り向けられる時間がないこともあり、やや焦っています。 少し心を落ち着けて、この曲をどうして手掛けたのか思い出し、この曲が求めている姿を見つめていきたいと思っています。 瀧廉太郎「憾」の調査、着手できない状態が続いています。今年はもう無理かもしれません。 「憾」の調査を先に進めるその前に、「メヌエット」自筆についてのページを別途作るほうがよいかもしれない…と思っています。 ノルウェーで信じられない事件が起き、しばらく聴いていなかったヴァーレンなどのノルウェー音楽をいくつか取り出して聴いています。 *** |
2011年6月15日 | 今日はグリーグさんの御誕生日です。ほか |
なんとか毎年忘れずにこの日を迎えています。特別なことは予定していませんが、夜にはCDをかけようと思っています。 先日、市内の楽器店でオカリナフェアがあり、ちょっと立ち寄ったらメーカーさんから勧められて、試し吹きをしました。 最近オカリナは高額商品が多くなり、私ではおいそれと手が出せません。 試し吹きしたのも私がふだん使っているオカリナとは値段が2桁違うもので、おっかなびっくりで、せっかくのチャンスなのに息が出ませんでした…。 オカリナは好きで子どもの頃からときどき思い出したように吹いていますが、私が吹き始めたのはまだオカリナを「習う」という概念がなかった時代で、我流で吹き通して今に至っています。 今は練習する余裕もなく、オカリナフェアはオカリナのことを思い出すちょっとした機会になりました。 ピアノリレーマラソン向けの練習もあまりできていません。曲も細かいところ未確定の箇所があり、自分の曲とはいえけっこうぎりぎりまで苦労しそうです。 *** |
2011年5月20日 | いろいろと |
ひとつ下の菅野浩和さんのこと、アップロードしたつもりになっていたのですが、上がってなかったようなので、(再)掲載しました。 さきごろ鳥栖で開かれた、ラ・フォル・ジュルネ鳥栖に行ってきました(5月6日・7日)。 なかなか楽しかったです。一帯で同時に開かれていた九州各地のB級グルメ大会もさることながら(笑)、小さなステージを複数楽しめるというのがよかったです。 今回は、有料公演ではアンヌ・ケフェレックさん、ミシェル・ダルベルトさん、児玉桃さんのお三方の演奏を聴きました。震災の影響で演奏者変更になった結果、思いがけない方々の演奏を聴くことができました。 無料の屋外ステージでは観客がたくさん。近くでは蛙も歌って、のどかに音楽が楽しめる会場でした。 希望を言えば、有料公演では当日券がごく少なく、その日におもしろそうだと思った公演を聴くことが事実上できなかったのですが、グルメにつられてふらっと来た人が無料ステージを聴いて、有料もひとつ聴いてみたい…と思ったときに入れるような仕掛け(当日席を必ず確保しておく等)があると、企画のおもしろみがさらに出せるのではないかと思いました。 来年は、無料・一般参加可能なイベントが多い日にも(今年は5月5日がそうだったようです)行けたらなと思います。 今年のピアノリレーマラソンに申し込みました。今回は自作曲を弾くつもりでいますが、自分でまだうまく弾けない状態です。どうしよう…。 *** |
2011年3月10日 | 菅野浩和さん |
1月に亡くなられていたと新聞で知りました。 御著書『グリーグ 生涯と作品』(音楽の友社 1984年)が刊行されたときに大喜びして買いました。グリーグの伝記の単行書は日本では子ども向けの本を除いて今でも全くありません。頁の紙の色がすっかり褪せてしまいましたが今でも大切な参考書です。 グリーグ生誕150年の1993年にはNHK FMでグリーグの連続特集を担当され、そのときのエアチェック・テープは何度も聴きました。 特に、グリーグの晩年の作品を高く評価され、その価値を伝えることに心を割いておられた御様子でした。 グリーグといえばペールギュントとピアノ協奏曲しか知られていなかったあの時代。今でもそうと言えばそうですが、あのころから比べると今はほんとうにたくさんの音源が簡単に入手できますし、グリーグのいろいろな作品が聴かれ演奏されるようになったと感じます。 この今の状況を菅野さんの御仕事が準備していたのだと思います。 御冥福を心からお祈り申し上げます。 *** |
2011年1月25日 | グリーグの演奏を再現したらしい |
ごぶさたしています。ホームページの更新をあまりしていません。この春ごろまでに「さんちろく」の名前でやっているホームページのコンテンツ見直しをしようと思っていますが、まだ着手できません。 音楽関連は残すつもりでいます。できればグリーグ関連の記事など増やしたいとも思うのですが…。 グリーグファンの方には耳寄りになるかと思われる「新譜」情報です。 1)ノルウェーのレーベルSIMAXから、グリーグの演奏スタイルを「再現」(サイトによると「再創造」)したCDがまもなくリリースされるようです。プロモーションサイトがありました↓ Chasing the Butterfly » Blog Archive » Home 簡単に述べると、どうも、グリーグの自作自演を聴き込んで、そのスタイルを自分のものにした上で、グリーグ作品の演奏に挑んでいるようすです。 Financial Timesの記事にもなっています↓ FT.com / Arts - Being Edvard Grieg 日本のCDショップwebサイトでも予約受付が始まっているようです。私もほしいですが。。 2)グリーグの『交響的舞曲』(交響舞曲)op. 64のスタディスコアが国内販売され始めたようです↓ オーケストラスコア グリーグ 交響的舞曲 作品64 | 楽譜 > 管/打楽器 | ヤマハミュージックメディア − 楽譜/雑誌/音楽ソフト − グリーグの『交響的舞曲』はグリーグ晩年の管弦楽曲で、(グリーグにとっては)大作です。このスコアも私、ほしいです。。 作業の傍ら、グリーグの作品などを流しているこのごろです。もう少ししたらピアノも再開したいです。 *** |